中古でカセットだけを買った人も安心の基礎的な事を説明しているページです。
主人公の女の子「アルル・ナジャ」が、幼稚園の卒園試験を受ける為に
8つの「秘石」を集める冒険を描いたRPGです。
「魔導物語」「ぷよぷよ」シリーズでおなじみのキャラクターが多数登場しますが、
これらのシリーズをやった事がない人でも問題なく楽しめます。
ゲームのボリュームは、初めてでも10時間前後でエンディングを迎えられる長さです。
Aボタン | ・戦闘、メニュー画面:コマンドの決定 ・フィールド:人物と話す、物を調べる、扉や宝箱を開ける |
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Bボタン | ・戦闘、メニュー:コマンドのキャンセル ・戦闘:モンスターとの会話スキップ(初遭遇のモンスターでは不可) ・フィールド:ダッシュ(押しっぱなしにしながら十字キーで移動) |
Xボタン | ・戦闘、メニュー:コマンドやアイテムなどの説明を表示する |
Yボタン | ・フィールド:アクションアイテムを使用する |
L・Rボタン | ・フィールド:アクションアイテムの切り替え、らくらく戦闘 |
スタートボタン | ・フィールド:システムメニューの表示 |
セレクトボタン | ・フィールド:ワールドマップの表示 |
魔導物語シリーズの大きな特徴であるシステムです。これはファジー(曖昧)の名前の通り
「体力や魔導力などが数値で表示されない」という物です。
※魔導力とは他のRPGで言う「MP」の事です。
そして数値で表示されない代わりに、
様々な表現でそれぞれの値を大まかに読み取る事が出来ます。
体力・魔導力の残り具合については、こちらで詳しくまとめてあります
体力 |
フィールドでは画面下部に表示されているアルルの表情、 戦闘中はアルルの仕草やメッセージで読み取ります。 笑顔に近いほど元気で、泣きそうな表情ほど体力が少ないという事です。 |
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魔導力 |
ステータス画面や戦闘中のメッセージで読み取ります。 移動中は、ステータス画面のアルルの顔写真の背景色が 魔導力の残り具合によって変化します。 色が青に近いほど多く、赤に近いほど残りが少ないです。 戦闘中はアルルが頻繁に「魔導力 まだまだある」という風に 状況説明してくれているので、しっかり見ておきましょう。 |
経験値 |
フィールド画面下部の左右と中央に合計9つ配置されている 「経験玉」で読み取ります。 戦闘が終わると丸い枠が徐々に緑色に点灯して行きます。 中央の経験玉まで全て点灯するとレベルアップです。 レベルアップすると体力と魔導力が完全回復します。 |
アルルの レベル |
スタートボタンでシステムメニューを開き、 腕の絵が描かれたアイコンを選択すると園児証(ステータス画面)になります。 ここでアルルの顔写真の下に表示されているメッセージがレベルを表しています。 例を挙げると、レベル1〜4の間は「弱いですぅ」という表示です。 |
ダメージの 度合い |
戦闘中に敵から受けたダメージ・アルルが敵に与えたダメージの度合いは 攻撃が当たった時の見た目や音で読み取ります。 攻撃が当たった瞬間に体が微かに揺れる程度だとあまり効いておらず、 体が大きく跳ねるとダメージが大きいという事です。 アルルが食らったダメージは度合いによって声も変化します。 「きゃあっ」という悲鳴とともに体が大きく跳ねた時は要注意。 |
魔導物語シリーズでもこの「はなまる」でしか採用されていないどころか
他のRPGでも殆ど見かけない、しかし非常に便利なシステムです。
遭遇したモンスターに設定されているレベルに到達していると、
戦闘を一瞬で終わらせる事が出来るという物です。
(筆者は似たようなシステムを任天堂の「MOTHER2」くらいでしか見た事が無いです)
方法は、モンスターと遭遇した瞬間
(フィールドで赤ぷよ4体がアルルの周りに落ちて来た時)に
LボタンとRボタンを押しっぱなしにします。
画面が黒くなる時でも間に合いますので、焦らずに押しましょう。
また、LRをずっと押しっぱなしにしながら歩いていても可能です。
ここで、遭遇したモンスターに設定されているレベルよりも
アルルのレベルが上だった場合、画面が光って瞬時に戦闘が終了します。
戦闘画面に切り替わりませんが、倒した時に得られるお金などは加算されています。
これにより、レベルが高くなった際に弱いモンスターと戦う時間が大幅に省けます。
例を挙げると「緑ぷよ」というモンスターは
アルルのレベルが1〜5の間は普通の戦闘画面で倒さないといけませんが、
レベル6になるとLRボタンでらくらく戦闘が出来るようになります。
回復アイテムなどとは違う扱いのアイテムです。
フィールド上で使って、マップに何らかの影響を与えたりする事が出来るという物です。
フィールド画面の右下に重ねたカード状に表示されており、
Yボタンを押すと最も左に表示されているアイテムを使用します。
使用するアイテムを切り替えたい時はLボタンかRボタンを押します。
例を挙げると1番最初に手に入るアクションアイテム「ぞう大魔王の腕輪」は、
ヒビが入った床の上で使うと床を壊して下に落ちる事が出来るという物です。
お金の事です。主に戦闘後に入手し、システムメニューの右上に
所持クッキー数が表示されています。
最大で9999クッキーまで持つ事が可能ですが、
9999クッキーを持った状態でお金を手に入れても9999以上にはなりません。
■このゲームのコマンドは絵が描かれたカード状になっているので
初めて遊ぶ人にはどれが何のコマンドなのかわかりづらいと思います。
そんな時はXボタンを押しましょう。コマンド、魔法、アイテムの説明が表示されます。
■「逃げる」コマンドが表示されている戦闘でこれを選択した場合、
何のリスクも無く必ず逃げのびる事が出来ます。
魔導物語シリーズの他作品では「逃げ失敗」がありましたが、はなまるでは失敗しません。
危なくなった時や、強い敵と遭遇してしまった時などは大人しく逃げてしまいましょう。
ちなみに、ボス戦では「逃げる」コマンド自体が表示されません。
■戦闘中と会話中以外なら、いつでもどこでもセーブ出来ます。
時間が無い時でも気軽にセーブして中断が出来るので活用しましょう。
例外として、ラストダンジョンは1度入ると外に出られないので
ラストダンジョンの中でセーブする時は注意して下さい。